蛇口の種類・用語解説蛇口(水栓)にも色んな種類があります。
蛇口の寿命は、(使用頻度にもよりますが)約10年だと言われています。パッキンも同じく10年が交換目安と言われています。水漏れはパッキンの交換で修理ができる場合もありますが、経年している場合は修理後も当然蛇口本体は古いままです。
そのため、水漏れや故障で部品取替え修理を行うよりも、蛇口本体の交換を行う方がトータルで考えると良い場合があります。最近では、節水できる商品やワンハンドルやタッチレスで使い勝手の良い商品など蛇口の種類もたくさんあるため、交換後のメリットは多くあります。
また、
蛇口は自分で取付ができます。DIYでかしこく節約しましょう。
蛇口にはどのような種類があるの?用語の意味は?などの疑問を解消してあなたにぴったりの蛇口を見つけましょう。
蛇口は水栓(すいせん)とも呼び、様々な種類があります。
用途別に「キッチン用」「浴室用」「洗面用」と分けることができシーンに合わせて色々な機能があります。
キッチン用
台に取り付けられている「台付」タイプ、壁に取り付けられている「壁付」タイプがあります。
台付は取付穴の数により「ワンホール」タイプと「ツーホール」タイプがあります。
台付 | 壁付 | |
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ワンホール | ツーホール | |
1つのレバーで吐水量や温度調節が可能なシングルレバータイプ(上図はシングルレバータイプ) |
浴室用
台に取り付けられている「台付」タイプ、壁に取り付けられている「壁付」タイプがあります。
台付(デッキ) | 壁付 |
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浴室用ですのでシャワーが付いています(シャワーなしもあります)。 |
洗面用
洗面用は台付タイプで「ワンホール」タイプ「ツーホール」タイプ、そして「コンビネーション」タイプがあります。
ワンホール | ツーホール | コンビネーション |
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洗面器の排水口が操作ができるものとそうでない商品があります。 |
用語解説
レバーやハンドルの種類
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シングルレバー
レバー1つで吐水量や温度調節ができキッチンや洗面でよく使用されます。※落下物による水の出っ放しを防ぐ為レバー下げによる吐水は2000年3月31日をもって廃止されました。
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ツーハンドル
お湯それぞれのハンドルで温度を調節します。
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サーモスタット
温度調節が目盛りを見ながら1ハンドルでできます。
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オートストップ
一定量吐水して自動で止まります。水の出っ放しが防止できるため、公共施設などでよく利用されます。※セルフストップとも呼ばれます。
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自動水栓
手を差し出すだけで水が出ます。オートストップと同じく止水忘れがなくまた衛生的に使えるために公共施設で普及しています。
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タッチレス水栓
手をかざすだけで吐水と止水の切り替えができ、泡のついた手で蛇口を汚さずにすみます。
蛇口の種類
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単水栓
水、またはお湯のどちらかひとつだけを吐水するものです。
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混合水栓
水とお湯を混ぜて吐水するものです。
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分岐水栓
水食器洗機や整水器などを取り付けるための分岐金具です。